Oh, Mother,,, Shut up!
僕はかなりの映画好き。
といっても最近はほとんど見てないけれど。
最近の金曜ロードショーは好きな映画が目白押し。
昨日はタイタニック。
そしてスタンドバイミーにグーニーズ。
子供の頃は、スタンドバイミーの良さに全く気付けなかった。
両親は名作というけど、なんだか線路歩いていくだけで特に大きな爆発もないし
戦闘もないし、退屈な映画だな~くらいにしか思わなかった。
クリス役の人が物語の最後で、持ち前の努力で弁護士になったけど
飲み屋のいざこざで、、、って聞いた時に感動した記憶がある。
みんなそれぞれに不安や葛藤を抱えていたり
若いからこその度胸もあったり。
何気ないような日常とか、ふとした思い出が宝物なんだなと気づかせてくれる映画。
自分も少年時代に特別な何かをしたわけじゃないけど。
でも自転車旅行したり、変な洞窟?に行ってみたり、
近所の沼でザリガリとりしてみたり。
そんな何気ないことが楽しい思い出になってたりする。
普段は思い出しもしないことを思い出させてくれる。
それはそうと、タイタニック。
賛否両論ある映画だけど、僕の中では1番印象に残ってるといっても過言ではない。
これは実は、友達とクリスマスの日に二人で映画館で観た映画笑。
ほんとは大人数で行く予定だったのに、なぜか二人きりになり、
しかも予約とか出来ない時代?だったから、クリスマスの朝早くに気合入れて並ぶっていう、ほんとに切ない思い出。
ただ構想も映像もストーリーも僕は好き。
カジノで得たチケットだから乗客名簿に名前がないジャック(レオ様)。
あの短時間でお嬢様を堕とすのもすごい。
そんなことよりも、僕は最初の出向のシーンが好きだ。
奇跡の船、希望の船、といってたくさんの人が見送り、たくさんの人が見送られた。
この幸せに満ちた乗客のほとんどがこのあと海で命を落とすのか、、、と思うと
やるせない気持ちがこみあげてくる。
あの映画の中では、いろんな最期をとげる人たちが描かれている。
必至にボートに乗り込む人もいれば、余裕でボートに乗れる一等先客もいるし、
船とともに死を受け入れる紳士やあきらめる乗客。
最後まで音楽を奏でる演奏家。
彼らの思いや、彼らを待つ家族、彼らの人生もまた考えさせられるものがある。
僕は普段英語音声で聞くようにしているのだけれども、
僕が最初に見たときに聞き取れたのは、ローズ役のケイトが母親に向かっていった
黙れ!
だった。あとは氷山がぶつかったときにレオ様が言った Get back!!
この発言のときの字幕が「危ない!」だった。
僕は「下がれ!」でもいいんじゃないかなと当時思ったけれど
たしかに危ない!のほうが状況を表している気がした。
翻訳家も面白そうだな~と思ったのを思い出す。
ちょっと長すぎて途中で萎える映画でもあるけれど
色んな事を考えさせてくれる映画。
最後にローズの半生が写真で見れるのだけど、
精一杯生きてる感じがして好き。
結婚もして乗馬もして。
自分の人生はどうなるかな。
いや~映画ってほんとにいいものですね。
それでは、さよなら、さよなら、さよなら。